ここでまず、世界の宝石の主産地をご紹介します。まずは宝石四天王と呼ばれるダイアモンド、サファイヤ、ルビー、エメラルドから。
ダイアモンドは南アフリカが産地代表として大変有名ですが、その他、ザイール、アンゴラ、タンザニアなどのアフリカ諸国、それにロシアやインドなどです。ダイアモンドと言うと透明な白色の輝きを想像すると思いますが、最近ではブルーやピンク味のかかったファンシーダイアモンドも採掘されていて、オーストラリアのアーガイル社が鉱山を所持、世界価格をコントロールしている様子です。
サファイヤの主産地はスリランカです。青色を代表として、ハス色のパパラチア、ピンク、イエロー、オレンジ、白などの様々な色の極上のサファイヤが産出されています。その他の国ではマダガスカルやタイが挙げられます。
ルビーはサファイヤの一つですが、数ある色のうち赤いサファイヤにだけあえてルビーと言う名前を与えているほどその類稀なる真紅の美しさが高い価値と評価を得ている石です。最上級のピジョンブラッドと呼ばれる真紅のルビーが採掘されているのは文句なしでミャンマーです。その他、スリランカやタイでも多く産出されています。
エメラルドは南アメリカ諸国が主産地です。その中でもコロンビア産、ザンビア産、ブラジル産が有名です。その他には南アフリカ共和国周辺のアフリカ諸国、マダガスカル、ロシア、インド、パキスタンなどでも採集されています。
ここで紹介するのはたった4種類ですが、宝石には数えきれないぐらいの種類があり、前述のような最高級で高価なものから、1カラット数銭で取引されるような大変安価なものもあります。日本マーケットでよく取引を行っている安い部類の宝石を取り扱っている国はロシアや中国、インド、タイ、ブラジルなどが中心の様です。
マダガスカルは最近最も注目を集めている若い採掘場で、どこの採掘場でも減少問題が深刻化している中、高品質かつ豊かな埋蔵量で将来を期待されている産出国なのです。